【新刊】起死回生の「プライドポテト」はどう生まれたか - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『湖池屋の流儀』
-老舗を再生させたブランディング戦略
佐藤 章 著 | 中央公論新社 | 200p | 1,760円(税込)


1.創業者の精神に学べ
2.日本のじゃがいもしか使わない
3.つくるのではなく、醸し出す
4.職人技で難題に挑む
5.ナンバー2だからこその挑戦
6.スナックで日本を元気にしたい
解説 マーケター佐藤章の本領(一志治夫)


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

「湖池屋プライドポテト」「PURE POTATO じゃがいも心地」など、品質本位のポテトチップスを立て続けにヒットさせ、独自の存在感を放っているのが「湖池屋」だ。
同社の創業は1953年。日本で初めてポテトチップスの量産化に成功し、その味わいを世に広めたスナックメーカーの「老舗」だが、近年の変化にはどんな経緯があるのか。

本書では、ここ数年来の湖池屋の変革について、そのキーパーソンである有名マーケター、かつ同社社長である著者が自らその詳細を語っている。
競合他社との価格競争で苦しめられていた同社を「復活」させるべく、2016年に入社した著者は、他社にない「湖池屋らしさ」という原点に立ち返り社名やロゴの変更、日本的なポテトチップスの開発などを進めていく。こうしたリブランディングの象徴として生まれたのが、品質を追求した「湖池屋プライドポテト」だ。

著者はキリンビールで「ビール職人」「キリンブラウマイスター」などの企画・開発に携わった人物。1997年にキリンビバレッジ商品企画部に出向、そこで「FIRE」「生茶」などを手がけ大ヒットさせる。その後、フレンテ(現・湖池屋)執行役員兼日清食品ホールディングス執行役員に転じ、2016年9月より湖池屋代表取締役社長。


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