【新書】「弾道測定器」が野球界に引き起こした変化とは - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『データ・ボール アナリストは野球をどう変えたのか』
広尾 晃 著 | 新潮社(新潮新書) | 320p | 1,166円(税込)


プロローグ 世界の頂点をともに見たアナリストたち
1.埼玉西武ライオンズのイノベーション
2.アナリストという仕事
3.トラックマン、ラプソード、ホークアイ、そして……
4.スポーツデータ関連ビジネスの進化
5.アマ球界のイノベーション
6.データ野球の実験場 ジャパンウィンターリーグ
7.「素人」が切り拓くデータの世界
8.「記録の神様」たちの時代
9.『マネー・ボール』がやってきた
10.「アソボウズ」という会社があった
11.MLBデータ野球、異次元の進化へ
エピローグ 「よき進化」のために


【イントロダクション】
ビジネス界では、データの活用によって既存のサービスに新たな価値が追加されたり、新ビジネスが創出されたりと、様々な変化が起きている。野球界もまた、データの活用によって様変わりしつつあるようだ。
データの活用には、専門的な知識も必要になる。選手や関係者たちは、変化にどう対応しているのだろうか。

本書は、弾道測定器をはじめとする先端的なハード機器の普及、それらがMLB(メジャーリーグ・ベースボール)やNPB(日本野球機構)など野球界にもたらした変化を追っている。
近年、機器やシステムの進化によって投球や打球の球速、軌道、変化量など様々なデータを取得できるようになった。結果、それらをいかに活用し、選手の成長やポテンシャルの分析につなげるかが問われるようになっている。これに伴い、選手とデータをつなぐ役割を担うアナリストの仕事の範囲も広がっているようだ。

著者はスポーツライター。1959年大阪府生まれ。立命館大学卒業後、広告制作会社、旅行雑誌編集長などを経て現職。ブログ「野球の記録で話したい」を運営。著書に『巨人軍の巨人 馬場正平』などがある。


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