【新書】「雇用寿命」より「労働寿命」を延ばす効果とは
スキル
2024.09.17
『中高年リスキリング』
-これからも必要とされる働き方を手にいれる
後藤 宗明 著 | 朝日新聞出版(朝日新書) | 272p | 990円(税込)
1.定年4.0時代のリスキリング
2.リスキリングで労働寿命を長くする
3.リスキリングを開始・継続するために
【イントロダクション】
デジタル化の進展、人口減少や高齢化といった労働市場の変化、またグローバル化への対応などを背景に「リスキリング(reskilling)」に注目する企業や個人が増えている。
特に、高年齢者雇用安定法によって70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務となった中、40代以上の中高年のリスキリングの必要性は増している。
本書は、人生100年時代において、長く必要とされ、働き続けるための個人のリスキリングについて解説する。
定年後の働き方を見据えれば、組織に雇用される「雇用寿命」と同時に、自ら仕事を創って個人事業主やフリーランスとして働ける「労働寿命」を延ばす努力が必要だとする。また、「スキルと学び」「健康」「お金」「人間関係」「仕事」の5つに時間や労働力を投資することで「成長市場におけるスキルの獲得」「やりたい仕事に就く」などのリターンを得られると説く。
著者は2021年に自ら設立した一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ代表理事。リスキリングプラットフォームを提供する米国企業SkyHive Technologies日本代表。1971年生まれ。富士銀行(現・みずほ銀行)を経て、米国で起業。帰国後、米国のフィンテック企業の日本法人代表などを務めた後、現職。
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