【新刊】2026年度に設置が義務付けられるCLOの役割とは - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『CLO〈Chief Logistics Officer〉の仕事』
-物流統括管理者は物流部長とどう違うのか?
森 隆行 著 | 同文舘出版 | 256p | 2,530円(税込)


1.CLOの仕事
2.物流・ロジスティクス・サプライチェーン
3.SCMと企業経営
4.SCMとデジタル化・DX
5.物流の諸課題
6.サプライチェーンにおけるリスクマネジメント
おわりに CLOの役割
付録 ロジスティクス・サプライチェーン基本用語


【イントロダクション】
物流の「2024年問題」としてトラックドライバーなどの人手不足が注目されているが、政府は対策のひとつとして、一定規模以上の発荷主、着荷主に2026年から「物流統括管理者(Chief Logistics Officer、以下CLO)」の選任を義務付けた。
日本ではなじみの薄いCLOだが、具体的に何をする役職なのだろか。

本書は、CLOを「企業活動におけるサプライチェーン全体に対して責任と権限を有する役職」と定義し、担うべき仕事の内容を解説する。
CLOは、輸送や保管といった「物流」だけでなく、経営の目線に立ち、調達から回収・廃棄にいたるまでの「サプライチェーン」全体を見て部門間の調整役を担い、ロジスティクスを経営戦略に生かすことを求められているようだ。また、今後、物流における人手不足解消や経済効果、温室効果ガス削減を目指して進められている「フィジカルインターネット」の概念についても紹介する。

著者は一般社団法人フィジカルインターネットセンター理事長、流通科学大学名誉教授。1952年徳島県生まれ。大阪商船三井船舶株式会社にて広報課長や営業調査室室長代理を務め、株式会社商船三井営業調査室主任研究員、流通科学大学商学部教授などを経て、現職。


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