【海外書籍】IoTで覇権を狙うドイツのデジタル化国家戦略
配信ダイジェスト
2020.11.19
『ドイツのデジタル革命』
Deutschland digital: Unsere Antwort auf das Silicon Valley
-ドイツにシリコンバレーは必要か
Marc Beise, Ulrich Schäfer 著 | Campus Verlag | 255p
1.ドイツ経済の新しい奇跡
2.シリコンバレーからの攻撃
3.ドイツにチャンスはあるか
4.デジタルトランスフォーメーション
5.これが私たちのやり方だ!
【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。
ドイツといえば、工場などでAIやIoTを駆使する「インダストリー4.0」を推進し、デジタル化が進んでいる国という印象がある。
だがその一方でドイツ人は米国のシリコンバレーを拠点としたデジタル革新の波を脅威に感じており、さらなるデジタル化により、巻き返しを図ろうとしているようだ。
未邦訳のドイツ書籍である本書では、GAFAの隆盛などシリコンバレーが世界を席巻したデジタル革命を「第1ラウンド」と捉え、IoTが主役となる「第2ラウンド」でドイツが先頭に立つためにどうすればいいかを、同国の先進企業やスタートアップの事例を交えながら論じる。
事例では、ミュンヘン発のスタートアップBragiが開発した「スマートイヤフォン」が紹介されており、スマートフォンに取って代わるかもしれないという、そのポテンシャルを指摘している。
2人の著者は、ともにミュンヘンに本拠を置く「南ドイツ新聞」ビジネス編集部のジャーナリスト。両者とも長年デジタル化をテーマに取材・執筆を続けており、ベストセラーとなった著書もある。
新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2020年11月27日まで)会員登録はこちらから
既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。
法人の会員はこちら
個人の会員はこちら