【新刊】「預かり資産1兆円」を実現したおもてなしとは - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『海を渡った7人の侍』
-大和証券シンガポールの奇跡
野地 秩嘉 著 | プレジデント社 | 264p | 1,870円(税込)


プロローグ それは奇跡と言っていい
1.始まりはバブル
2.冬の時代
3.シンガポールでの生活
4.ゼロからの逆転劇
5.チーム大和証券
6.移住者のメリットとは何か
7.3人の営業員
8.彼らがやること
エピローグ 「生き生きしてるんだ、やつらは」


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

直近、株高や新NISA(少額投資非課税制度)開始の追い風を受けて、国内証券各社の業績は好調だ。しかし、手数料の低いネット証券の台頭もあって、大手証券会社の営業員はあらためてその存在意義を問われている。
そんななか、意外な営業スタイルで業績を伸ばしているのが大和証券シンガポールの富裕層向けサービスだ。

本書は、閉鎖目前まで追い込まれていた大和証券シンガポールが、10年ほどで預かり資産1兆円を実現したストーリーを追っている。
シンガポールに送り込まれた国内のトップ営業員たちは、シンガポールに移住した日本人富裕層向けに、古風な営業スタイルと思われがちな「おもてなしスピリット」を発揮して顧客を増やしていった。シンガポールで築いた知見は、今後、国内の地方支店にも活用できる可能性があるようだ。

著者はノンフィクション作家。1957年東京都生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て現職。『スバル ヒコーキ野郎が作ったクルマ』『名門再生 太平洋クラブ物語』(共にプレジデント社)、『警察庁長官 知られざる警察トップの仕事と素顔』(朝日新書)など、著書多数。


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