【海外書籍】「問い」の前にデータを集めるべきではない理由 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『データの罠』
-誤データに惑わされないための基本
Data Duped: How to Avoid Being Hoodwinked by Misinformation
Derek W. Gibson, Jeffrey D. Camm 著 | Rowman & Littlefield Publishers | 246p


1.誰ですか?
2.データ時代とあなた
3.データ防護作戦
4.メディアでみる紛らわしいデータ:報道と市場のための現状確認
5.日々の決定
6.大きな決断をする
7.職場分析:よりよい決断をして、賢い人になり、上司に好印象を与える
8.予見できるパターンのすべて:信念と偏見が決定を鈍らせる
9.紛らわしいデータを洗い出せ:誤ったデータに対処し、思い込みを変える
10.日々の生活でデータを考える


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

現代を形容する言葉の一つに「データの時代」がある。ビジネスでも日常生活においても私たちは、大なり小なり何らかのデータを根拠に意思決定が求められる。
しかしながら、データの表面的な数字のみを客観的事実として、判断を誤るケースも少なくない。では、どんな姿勢でデータと向き合えばいいのだろうか。

米国で刊行された未邦訳の本書では、データや数値的な情報を無批判に受け入れるのではなく、多様な角度から検討し、論理的かつ客観的に理解するといった思考法を、さまざまな事例をもとに提唱。
宝くじの当選倍率や製品保証といった身近な数字、経営判断の落とし穴など幅広いトピックスを取り上げ、「データの罠」にはまらないための健全な猜疑心の持ち方や、データリテラシーの高め方を伝授している。

著者のデレク・W・ギブソン氏はワコビア銀行及びウェルズファーゴ銀行で金融サービスにおけるビジネス分析を行い、非常勤教授としてデータ分析論およびビジネスモデルを大学で教えた経験もある。ジェフリー・D・カム氏はウェイクフォレスト大学ビジネススクール分析影響力研究所のアカデミック・ディレクターなどを務める。


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