【新刊】米国人の2割、日本人の4割に達するSBNR層とは - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『SBNR エコノミー』
-「心の豊かさ」の探求から生まれる新たなマーケット
株式会社博報堂 ストラテジックプラニング局/株式会社SIGNING 著 | 宣伝会議 | 302p | 2,200円(税込)


はじめに なんでも「見える化」のエビデンスの時代に目に見えない価値を考えたい
1.SBNRなライフスタイルの実態
2.SBNRと日本人の宗教観
3.SBNRの実践メソッド:「脱・宗教」と「転・精神文化」
4.シン(心・信)消費をとらえる「SBNRマーケティング」
5.心の豊かさを起点に組織を考える「SBNR経営」
6.世界の課題にSBNRができること
おわりに SBNRとは、人間を自由にする感性である


【イントロダクション】
テクノロジーの発展であらゆる物事が「データ」になり、世の中の利便性が増している。しかし反面で、データでは表せない「心の豊かさ」を求める風潮も出てきているようだ。
心の豊かさを与える役割は、特に欧米では「宗教」が担っていた。だが近年、宗教以外でそれを満たそうとする層が増えているという。

本書では、世界的に増加傾向とされる「SBNR」層(無宗教型スピリチュアル層)にスポットを当てる。
宗教の信仰とは関係なく、精神的な豊かさを求める価値観を持ち、それに基づく消費などの行動をする傾向のあるSBNR層は、米国民のおよそ5人に1人、もともと無宗教の人が多い日本では、43%に達している。具体的には、サウナ、キャンプ、ヨガ、推し活といった近年日本でブームとなっているものがSBNR的なものとされている。

著者の株式会社博報堂 ストラテジックプラニング局は、「生活者発想」を基盤に、企業のマーケティング課題を解決する専門部署。株式会社SIGNINGは「社会課題解決とマーケット創造の両立」をテーマに活動する博報堂DYグループのソーシャルデザイン専門組織。


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