【海外書籍】創業の契機となった「大晦日のタクシー談合」 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『世界一寒い都市発のグローバル企業「inDrive」のインナーパワー』
Inner Drive: From Underdog to Global Company
Arsen Tomsky 著 | Zerde Publishing | 264p


1.プログラマー
2.フリーランサー
3.ビジネスマン
4.探索家
5.発展主義者


【イントロダクション】
2012年にロシア連邦サハ共和国の首都ヤクーツクで誕生し、今日「世界で2番目にダウンロードされた」との称号をもつ配車アプリがある。inDriveだ。
現在では世界46カ国に展開し、モビリティだけでなく旅行や宅配便サービスも手掛け事業の幅を広げている。どのように辺境の地からグローバル企業が育ったのか。

ロシア語で刊行された未邦訳の本書では、inDrive(旧称:inDriver)の軌跡を創業者自らが語っている。
少数民族であるサハ族出身の著者は、ヤクーツクがマイナス45度の寒波に襲われたある年越しに、タクシー会社が一斉に不当な値上げをしたことに対抗して生まれたSNSグループの勢いに注目し、これを買収。もとからIT企業の経営者であった著者は、収益化や海外での展開など、順調にビジネスを軌道にのせていった。

著者のアーセン・トムスキー氏は、inDriveの創設者兼CEO。1999年に、サハ・インターネット社を創業し、ポータルサイトYkt.ruを開設した。


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