【新刊】イーロン・マスクがOpenAIと袂を分った理由とは - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『イーロン・マスクを超える男 サム・アルトマン』
-なぜ、わずか7年で奇跡の対話型AIを開発できたのか
小林 雅一 著 | 朝日新聞出版 | 288p | 1,980円(税込)


プロローグ OpenAI前史
1.OpenAIの誕生
2.進化――転機と決意、集中
3.飛躍――メガヒットに至る経緯と隠された軋轢
4.踊り場――生成AIの原罪「著作権問題」とOpenAIの足場固め
5.未来――アルトマンの果てしない野望とAGIへの道


【イントロダクション】
スイスに本社を置く金融機関UBSが「史上最速のペースで成長する消費者向けアプリケーション」と認定したChatGPTは2022年の公開以来、凄まじい勢いで普及し、追随する他企業とともに「生成AIブーム」を巻き起こしている。
その開発元としてにわかに注目を集めたのが、それまで比較的無名だったOpenAIである。

本書では、OpenAIの設立発起人で共同創業者、CEOであるサム・アルトマン氏の足跡を軸に、生成AIや、最終的にアルトマン氏らが目指すAGI(汎用人工知能)にまつわる諸問題を交えながら、知られざる開発の裏側に迫っている。
1985年、米シカゴに生まれたアルトマン氏は、スタンフォード大学を2年で中退し、「ループト(Loopt)」というスタートアップを立ち上げる。起業の際には著名なスタートアップ育成団体「Yコンビネータ」の支援を受けたが、その縁で後にYコンビネータにパートナーとして加わる。そして2014年に28歳で社長に就任する。その後、かのイーロン・マスク氏らを誘ってOpenAIを設立することになる。

著者はKDDI総合研究所リサーチフェロー。情報セキュリティ大学院大学客員准教授も務める。『AIの衝撃――人工知能は人類の敵か』(講談社現代新書)など著書多数。


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