【新書】認知症の画期的治療薬レカネマブとはどんな薬か - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『認知症医療革命』
-新規アルツハイマー病治療薬の実力
伊東 大介 著 | 扶桑社(扶桑社新書) | 192p | 1,012円(税込)


1.「認知症」と新薬「レカネマブ」による治療の基礎知識Q&A
2.新治療薬「レカネマブ」とは何か
3.アルツハイマー病は予防できるか!?
付録 アルツハイマー病以外の認知症


【イントロダクション】
世界有数の長寿国である日本。高齢化とともに、避けられない問題として浮上しているのが認知症の増加だ。厚生労働省研究班による調査では2040年時点の認知症者数は約584万人となり、高齢者のおよそ6.7人に1人が認知症と推計されるという。
そんな中、認知症の約6割を占めるアルツハイマー病の画期的新薬が誕生した。

本書では、2023年9月に厚生労働省によって正式に承認された新薬「レカネマブ」について、実際にレカネマブ治療を実施しているクリニックの医師が、その開発の経緯や効果、作用機序、副作用といった基本的な知識を提供している。
レカネマブの画期性は脳の神経細胞にダメージを与える「ゴミ」を直接取り除く点にあるという。また、レカネマブを早期に使うことでアルツハイマー病の発症を防ぐ「先制医療」の可能性も見えてきたようだ。

著者は慶應義塾大学医学部特任教授、慶應義塾大学病院メモリーセンター長。2024年より、慶應義塾大学医学部内科学(神経)特任教授。日本内科学会、日本神経学会(代議員)、Society for Neuroscience等に所属している。


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