【新書】全国各地で「高層化」を含む再開発が盛んな理由 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『人口減少時代の再開発』
-「沈む街」と「浮かぶ街」
NHK取材班 著 | NHK出版(NHK出版新書) | 256p | 1,023円(税込)


序.なぜ全国の都市で高層ビルによる再開発事業が進むのか
1.未曽有の再開発ラッシュから見える日本の“今”
2.全国各地で顕在化する“課題”
3.再開発をしたけれど……
4.ユニークなまちづくり 地域の取り組みとは
終.まちづくりのあるべき姿とは 〔特別寄稿〕野澤千絵(明治大学政治経済学部教授)


【イントロダクション】
世界一の乗降客数を誇る新宿駅周辺の整備計画がいよいよ動き出すなど、東京をはじめとする大都市を中心に高層化を含む再開発がいたるところで進められている。一方でそれによる街の変容に懸念を持つ人も少なくない。
高層化ありきではない、住民目線や街の個性を置き去りにしない再開発はどうあるべきか。

本書では、東京の各地区や地方都市などで進む再開発の実情を、徹底した現地取材によりリポート。高層ビルやタワーマンションの建設の陰で昔ながらの商店街や呑み屋街が失われるケース、あるいは高層化できないことを逆手にとって、住民や、街のファンを「支援」しながら個性的な開発を進める下北沢のような事例を多面的に考察している。
人口減少による需要減や建設等の人手不足、資材の高騰などの困難を乗り越えた先にある、持続可能なまちづくりはどういうものなのだろうか。

著者としてクレジットされているNHK取材班は、2024年1月20日に放送のNHKスペシャル「まちづくりの未来 ~人口減少時代の再開発は~」を制作したチーム。また、クローズアップ現代にて「再開発はしたけれど 徹底検証・まちづくりの“落とし穴”」、首都圏情報ネタドリ!にて「急増!“駅前・高層”再開発 家選び・暮らしはどう変わる?」等を制作している。


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