【新書】3Dデジタルツインで日本企業の強みが活かせる訳 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『製造業のDXを3Dで加速する』
-デジタル家内制手工業からの脱却
鳥谷 浩志 著 | 幻冬舎メディアコンサルティング | 200p | 990円(税込)


1.変化の時代に変革を成功に導く公式とは?
2.ものづくり白書からDXを読み解く
3.ドイツ発Industrie4.0に学ぶ製造業DX×3D
4.3Dデータ活用と集団脳
5.トヨタ自動車が新PLMに望んだこと
6.ついに来たるか3D図面の時代
7.米国大手防衛産業に学ぶ生技DXの神髄
8.竹内製作所におけるファーストペンギンが切り開くDXへの道
9.日本電子における現場主導のVR展開
10.LIXIL社に見る「DXは一日にしてならず」
11.SUS社の挑む3Dによるビジネス革新
12.ムーアの法則と3Dフォーマット
13.製造業DX×3D成功の秘訣


【イントロダクション】
製造業のDXについては、「Industrie4.0」を掲げ、国を挙げて取り組むドイツをはじめとする欧米各国が先行している。
DXの本質は部門や企業の枠を超えたデータ流通である。製造業の設計から始まるプロセスを考えたとき、3D設計されたデータをいかに流通させるかがキーとなる。

本書では、一連の業務プロセスにおいて部門間で3Dデータが2Dへ、あるいはデジタルデータが紙へと変換されるといった、無駄の多い日本企業の現状を「デジタル家内制手工業」と呼び、それを解消して生産性向上を実現する「製造業DX×3D」について、多数の事例を挙げながら解説している。
著者が代表取締役社長を務めるテック企業では、XVLという3Dデータを超軽量化する技術を提供しており、それを使えば社内の部門間、工程間でのデータ流通や共有が容易になる。また、製造業DX×3Dは、日本企業の「現場力」や「擦り合わせ」といった強みをさらに強化するものだという。

著者はラティス・テクノロジー株式会社代表取締役社長。東京理科大学上席特任教授。理学博士。株式会社リコーで3Dの研究、事業化に携わった後、1998年から現職。


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