【新刊】官と民が協働した浜松市独自の行革審の成果とは
政治
2024.07.03
『市長は社長だ』
-浜松市が1314億円の借金を返せた理由
鈴木 康友 著 | PHP研究所 | 272p | 1,760円(税込)
まえがき 二人の偉大な師
1.「やらまいか精神」で全国モデルになる
2.財政の将来負担率が黒字になった
3.産業の未来を拓く
4.出世する街
5.自治体と「共進」するグローバル企業 対談
スズキ株式会社代表取締役社長・鈴木俊宏
前浜松市長・鈴木康友
あとがき 社会課題解決のための官民連携
【イントロダクション】
2024年5月26日に投開票が行われた静岡県知事選で、6人の候補者が乱立する中、見事初当選を果たしたのは、元浜松市長・鈴木康友氏だった。選挙戦では4期16年の市長としての実績をアピール。特に産業活性化策を訴えたという。
財政健全化など結果を残した同氏の浜松市での改革は、どのようなものだったのか。
本書では、常に「経営者としての視点」で市政を運営し、「財政の将来負担率黒字化」「外郭団体への貸付ゼロ」「自治体最高のムーディーズ格付け」といった功績を残してきた鈴木元浜松市長が、16年間の施策や行動を振り返り、自治体経営や行政そのもののあるべき姿を探っている。
就任後すぐに明確な「経営方針」を掲げるなど、企業経営のように自治体を運営しようとする鈴木氏は、若手職員やベンチャー企業の社長から「市長」ではなく「社長」と呼ばれていたそうだ。
著者の鈴木氏は静岡県知事。1957年浜松市生まれ。松下政経塾に第1期生として入塾。卒塾後は企画会社経営、政治団体役員等を経て2000年から衆議院議員を2期務めたのち、2007年、浜松市長に就任した。
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