【海外書籍】米の政権交代が台湾世論に歓迎されなかった理由 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『世界の命運を握る「米台関係」』
U.S.-Taiwan Relations: Will China’s Challenge Lead to a Crisis?
Ryan Hass, Bonnie Glaser, Richard Bush 著 | Brookings Institution Press | 184p


1.現在の対立に関する歴史的背景
2.2016年から現在にいたるまでの米台関係
3.米台関係の将来像を描く


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2024年米国大統領選挙の動向が、世界の耳目を集めている。とくに日本が注視すべき一つは、政権の行方が台湾をめぐる米中関係に与える影響だ。
台湾海峡における武力衝突のリスクは年々高まりつつある。東アジアの平和と安定を維持するために、米国とその同盟国はそのリスクにどう対処すべきなのか。

米国の公共政策シンクタンクであるブルッキングス研究所の出版部門が刊行した未邦訳の本書は、米国と中国、台湾をめぐるさまざまな政治・外交問題を考察する。
米国と台湾はどのような歴史的変遷を経て、現在のような関係を築いたのか。中国が台湾統一に意欲をみせ、そのためには武力行使もいとわない姿勢を示す中、米中間での戦争は起こりうるのか。こうした重大な論点を検証し、これからの米台関係の行方について占う。

著者のライアン・ハス氏はブルッキングス研究所のJohn L. Thornton China Centerディレクター兼Chen-Fu and Cecilia Yen Koo台湾研究議長。ボニー・グレイザー氏は米国ジャーマン・マーシャル基金のインド太平洋プログラムのマネージングディレクター。リチャード・ブッシュ氏は中国や台湾に関する著作を多数執筆している。


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