【海外書籍】サービス業を中心に拡大したインドの中産階級 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『「グローバル中産階級」が担う未来』
The Rise of the Global Middle Class: How the Search for the Good Life Can Change the World
Homi Kharas 著 | Brookings Institution Press | 216p


1.中産階級
2.最初の10億人
3.10億人から20億人まで
4.20億人から30億人まで
5.30億人から40億人まで
6.40億人から50億人まで
7.世界の中産階級のための新たなアジェンダ


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

支配階級と被支配階級、富裕層と貧困層の間に位置する人々は、「中産階級」「中間層」などと呼ばれる。概ね世界各国におけるボリュームゾーンであり、2030年には世界人口の半数を超える約50億人に達するとする予測もある。
中産階級が世界動向に与える影響力が、今後ますます大きくなることは間違いないだろう。

米国の公共政策シンクタンクであるブルッキングス研究所の出版部門が刊行した未邦訳の本書では、中産階級の歴史をひも解き、この階級が世界の大多数を占め、政治や経済に多大な影響を与えるに至った経緯を解説。
その上で、中産階級の繁栄に向けた提言を行っている。中産階級の育ち方は、国や地域で差があるが、気候変動をはじめとする地球的課題に取り組む上で、重要なピースになるのだという。

著者のホミ・カラス氏は、「あらゆる人を意味ある存在にすること」をミッションとする会社World Data Labの共同創業者。世界銀行やブルッキングス研究所で活動し、2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発(SDGs)」の策定にもかかわった。


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