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『ボイステック革命』
-GAFAも狙う新市場争奪戦
緒方 憲太郎 著 | 日本経済新聞出版 | 240p | 1,980円(税込)


1.なぜGAFAはボイステックに注目するのか
2.「本物」しか残らない
3.ボイステックで未来はどう変わるのか
4.革命レベルの変革が起きている


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2021年1月末、米国発の音声版SNSである「クラブハウス」が日本に上陸。たちまち注目を集め、一時のブームとなった。
それに先立つスマートスピーカーの普及、GAFAなどの海外IT大手が音声コンテンツ事業に注力するなど、今、「声」を使ったテクノロジーが、そのポテンシャルを露わにしつつある。

本書では、国内の音声メディアVoicy(ボイシー)の創業者でCEOを務める著者が、スマートスピーカーやワイヤレスイヤホンの普及などで弾みのついた「ボイステック(音声関連のテクノロジー)」市場の現状と可能性について詳細に述べている。
世界の先端IT企業がこぞって音声技術関連企業の買収などによりボイステック市場に進出しているのはなぜか。その理由として、音声認証や入力ツールなどとしての利便性向上の他に、「ながら聴き」ができ、発信も容易な音声コンテンツには、テキストや画像、動画よりはるかに大きな利用者拡大が見込めることが考えられるという。

著者はVoicy代表取締役CEO、連続起業家・投資家・公認会計士・ビジネスデザイナー。新日本監査法人、Ernst & Young NewYork、トーマツベンチャーサポートにて複数企業を支援、医療ゲノム検査事業のテーラーメッド株式会社創業・事業売却を経て2016年に株式会社Voicyを創業した。


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