【新刊】コロナ禍だからこそグローバル化が必要な理由
グローバル
2021.01.13
『なぜ「よそ者」とつながることが最強なのか』
-生存戦略としてのネットワーク経済学入門 | 戸堂 康之 著 | プレジデント社 | 240p | 1,700円(税別)
1.世界経済の分断がはじまっている
2.グローバル化で経済は成長するのか?
3.反グローバル化は人間の本能か?
4.グローバル化によって所得格差は拡大するか?
5.グローバル化で「対岸の火事」が飛び火するか?
6.グローバル化は国家安全保障の脅威となるか?
7.ポストコロナ時代のグローバル戦略
8.冒険心で日本経済を再生する
【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。
トランプ米大統領による保護主義政策、英国のEU離脱などに象徴される「反グローバル化」の動きが、コロナ禍により勢いを増している。
確かにグローバル化には、国内の格差拡大、経済ショックや感染症の「飛び火」といったデメリットはある。だが、それらを上回るメリットがあるのではないだろうか。
本書では、グローバル化による「よそ者とのつながり」をより進めることが人々の幸福につながると主張し、各種データやネットワーク経済学の成果をもとに、その根拠を論じている。そして、グローバル化のもたらすマイナス面への解決策を示すことで、「反グローバル化」の主張に反論する。
知識を共有し、イノベーションにつなげていくとともに、リスクに備えるには、「仲間うちとの強い絆」と「よそ者とのつながり」を併せ持った多様なネットワークが必要なのだという。
著者は、早稲田大学政治経済学術院経済学研究科教授。国際経済学、開発経済学、ネットワーク科学の分野で、経済の発展や強靭性に資する実証研究を行っている。
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