【海外書籍】先端技術を駆使した中国式スマートシティの実情
配信ダイジェスト
2020.08.20
『中国のスマートシティを駆動する巨大ICTシステム「シティブレイン」』
城市大脑
温晓岳/吴越 著 | 中信出版社 | 236p
1.都市の現状
2.スマートシティの進化
3.シティブレインの誕生
4.シティブレインの秘密
5.行政:1回だけ窓口に行けばいい
6.めざましい都市管理
7.交通:フリー・トラベル
8.健康:住民の心身のケア
9.司法:都市に対する不満に対処する
10.教育:都市の未来を育む
11.スポーツ:人民の活力を喚起する
12.観光:世界の注目を集める
13.工業:中国の知的産業の発展を加速
14.安全:都市のライフラインを守る
【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。
先端テクノロジーを使って都市を運営する「スマートシティ」の開発が、いま世界各地で取り組まれている。なかでも先行している国の一つに中国がある。
とりわけ、杭州においてアリババ傘下の企業が協力して進められているプロジェクトでは「シティブレイン(城市大脳)」というシステムが活躍する。
未邦訳の中国書籍である本書では、AI、ビッグデータ、IoT、ブロックチェーンといった先端技術を駆使して、交通渋滞をはじめとするさまざまな都市問題の解決や、行政サービスの効率化に貢献するシステム「シティブレイン」の、中国における現状をリポートしつつ、その可能性を探っている。
杭州や上海など、中国各地で導入されているシティブレインは、交通、警察、医療、衛生、司法、環境保護など多岐にわたる分野に対応しており、それぞれの分野に最適化されたシステムが駆動している。
著者の吴越氏は浙江大学教授で工学博士。上級エンジニアとして活躍しており、とくにスマートシティの専門家として知られる。温晓岳氏も上級エンジニアであり、スマートシティの技術面での専門家である。
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